30代男性公務員が育休を取った方法

2020年8月29日土曜日

地方公務員

最近政府が男性の育児休業を進めているけど、仕事が忙しくて取れている人がいるのかな
今妊娠中だけど、出産後は旦那に育児休業を取ってもらって一緒に子育てしたい
上司
上司
育児休業を取りたいという部下がいるけどどういう手続きを取っていけば育児休業を取れるのかのー
ミグラッチ
ミグラッチ
取れます。事前に上司や職場に説明しておけば育児休業をとることはできます。
実際に自分は取ることができたので1例としてご紹介します。 毎日お勤めご苦労様です。育児休業を取れれば妻からも感謝され、子供の成長を直近で長く見られ、自分の仕事へのモチベーションをもう一度リセッションできます。 自己紹介 市役所と県庁に計10年勤めて7月に2ヶ月だけ育休を取ったミグラッチです。今回も育休の経験をお伝えできたらと思い筆を取りました。

どのくらい休業する男性がいるのか

内閣データ

令和2年度から男性職員の1月以上の育児休業の取得の促進を進めてます。 https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/male_childcare/index.html 平成30年度では育児休業取得率は女性は82.2%、男性6.16%と大きな差があります。 また、取得者のうち育児休業した期間が女性は9割が半年以上に対して、男性は6割が5日未満で8割が一月未満でした。 https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/meeting/consortium/04/pdf/houkoku-2.pdf

ミグラッチの実感

私の職場には育児休業に入る方は女性ばかりでした。 10人ほどです。 市役所時代は男性は二人ほど育児休業に入られた方はいました。 内閣のデータは嘘ではないでしょう。 しかし、どの職場も住民票を出すだけの機械的な作業をする職場であったのと、若手の子が多かったので部署にもよるかと思います。

夫の役割

妻が休める

一緒に家にいて実感しましたが、妻が料理や洗濯、掃除、洗い物をする時に赤ちゃんが丁度寝ていてくれればいいのですが、残念ながら我が家の赤ちゃんはそうではありません。 大概は周りに親がいないと気づいたら「オギャー、オギャー」と泣き叫びます。 その時に夫がいると赤ちゃんをアヤしたり抱っこして泣くのを落ち着かせたりとしてくれている間に妻が用事を済ますことができます。 1日中赤ちゃんの側にいる妻は傍目から見ても疲れています。 なので交代で赤ちゃんを見れば、妻は一人の時間を作れるので妻から非常に感謝されます。

旦那もリセットできる

一月以上の休みなんて学生時代以来の人がほとんどだと思います。 この間に疲れた体だけではなく、心も休ませるといいです。 自分はもっといい転職先を探すためにブログ作成とプログラミングを勉強しました。 皆さんもこの機会に自分を見つめ直すといいでしょう。

WINWIN

上に書いた通り、妻にも旦那にも心身共に良い効果が育児休業にはあります。 さらに仕事をしていなくても休業手当金が出るので、利用しないと損をしてます。

手取りはどうなるか。いつ支払われるか。

手取りは減る

育児休業は3歳未満の子供がいれば取得できます。 育児休業に入れば「休業」ですので自治体からの給料は当然入りません。 しかし、原則1歳になるまでは育児休業手当金が支給されます。 詳しくはこちらにありますので気になる方は見てください。
    • 育児休業開始から180日: [休業開始時賃金日額×支給日数(通常は30日)]×67%
    • 育児休業開始から181日目以降: [休業開始時賃金日額×支給日数(通常は30日)]×50%
休業開始時賃金日額は、育児休業を開始する前6ヵ月間の賃金を180で割った金額です。 ここでいう賃金とは、残業手当、通勤手当、住宅手当などを含む給与額面のことで、手取り金額ではありません。 自分の場合は月に30万円支給され、半年で180万円なので日額1万円。 一月の支給は1万円✖️30日✖️67% 20万千円。 これに社会保険料は控除されません。 さらに互助会や労働組合、共済組合の掛け金控除も免除にできるので、普段の手取りが22万円くらいなので余り差がありませんでした。

来月支払い

そして、育児給付金の支払いは翌月の末日に支払われます。 7月分の休業分が8月末に。8月の休業分が9月分に支払われるようです。 まだ支払いを受けていないので、また実際に振り込まれたら記載修正します。 毎月支払われる給料とは異なるので、始めはある程度持ち出しが必要なのを覚悟しておきましょう。 コツは休業に入る前は、少し残業しておくと持ち出しは少なく済みます。

休業を言い出すタイミング

妊娠発覚後3ヶ月後

休業をまず職場に伝えるのは妻が妊娠発覚後3ヶ月がいいと思います。 なぜならこの時くらいから流産の心配も少なく、半年後には産まれてくるので引き継ぎのイメージを職場内で共有しておかなければならないからです。 さらに伝えるのは直属の上司や係長あたりがいいでしょう。狙うのは「え?聞いてない」という状況を作らないことです。

人事面談のとき

自分は職場へ伝えたあとすぐに人事面談があったので、その際に直属の上司のさらに上の上司に伝えました。 妊娠発覚3ヶ月で打ち明けれなかったらこの時に打ち明けるといいでしょう。 このご時世なので否定したり、嫌味を言われることはなく「頑張ってね」と熱くエールを贈られました。 また、理由を ①子育て初期から夫婦で関わらないと子育てスキルに格差が生じるため ②これからの後輩のためにも育児休業をとったことがある・とった先輩がいるというのは非常に勇気を与えれることだと思うから ③妻の体調が不安定だから などを伝えておくとさらに否定される恐れは少なくなるでしょう。

予定表に入れておく

これはおすすめするわけではないですが、課で共有されている予定表があれば休業するタイミングの日程をあらかじめ入力しておくと、それを見つけた同僚が見つけ自然と職場へ知れ渡るので、一人ひとりに説明しなければならないという面倒は減ります。 他の同僚にもこの時期に予定を入れないでくれという見えない圧力をかけることもできます。

引き継ぎ方法

通常通り紙のマニュアルを作成

自分が受けた引き継ぎ書を例に、紙でマニュアルを作成しておくといいです。 その際に注意することは、休業期間で必要なことだけをチョイスして作成しておくといいでしょう。 全て作り直すという手間が省けるので。 これとともにPC画面を一つ一つスクリーンショットしていって、作業の進め方がわかるカラーのプリントも用意しておくと休業に入ってからの問い合わせが少ないです。 バカ丁寧にではなく、少し丁寧い、くらいが丁度いいと思います。完璧を目指すととんでもなく分厚い冊子ができるかと思います。

時間を作る

引き継ぎの時間を作る必要があります。 1週間前には関係者を集めて引き継ぎの説明をするといいと思います。 そうすると休業に入るまでにマニュアルの修正や追加対応ができるので、1週間前に引き継ぎをすると早目に予定表へ入れておきましょう。 その際は管理職と2人以上の同僚を同席してもらって引き継ぎをすると、疑問点などを指摘されやすいので間違いが少なく済みます。

菓子折持っていく

これは個人個人の考えなのですが、やはり休業することは権利とはいえ職場の方へご迷惑をおかけするので、気持ちの上でも菓子折を持っていくといいかと思います。 自分のおすすめは雷鳥の里です。嫁の故郷のおみあげ品ですがとてもおいしいので職場の方々にも喜ばれました。 日持ちもしますのでおすすめです。

まとめ

育児休業をとる男性公務員は非常に少ないです。 しかし、妻や子供とのこれから先の生活を考えるのならば、勇気を持って育児休業を取得することを考えてみてください。 妻は休め、夫への感謝が増え、夫は日頃の疲れをリフレッシュでき自分磨きの時間を設けれます。 給料は支払われなくなりますが、育児休業手当金で控除金額も免除されるので手取り金額は2〜3万円だけ下がるイメージです。 支払いは遅れるので持ち出しをする必要が出てきます。 職場へ打ち明けるタイミングは妊娠発覚3ヶ月後と人事面談時、そして予定表への記載です。 引き継ぎは紙で少し丁寧に、遅くとも1週間前には行っておいてください。その際菓子折も忘れずにやると反発は少なくて済みます。   少しでも育児休業をとる男性職員が増えてくれると嬉しいです。 何か言われても「人事課や国が育児休業を男性もとるように推進しているので」と開き直ってもバチは当たらないと思います。 ではまた!